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執筆者の写真中村政弘

愚かな人類~コロナで地球上が震撼   第四章

まさかまさかで世界中が恐怖のどん底へと落としこまれていったのだ。

死亡者の埋葬が間に合わず、死体置き場に冷凍トラックの行列を見て世界中が驚く。

最近再三起こる天変地異に地球の異変を感じ不安を抱く大人たちはいた。

危機を察知していた敏感で賢い子供たちは世界の指導者に対して経済至上主義への怒りを込めて叫んでいた。

「大人たちは金儲けのため地球を汚染し続けている」

「美しい地球を返して!地球を救ってください。」

それは怒りを超えた魂からの叫びであった。

そこに突如地球上に現れたコロナウイルス。

今回のコロナはスケールとスピードとサスペンスにおいて人類に与える恐怖のエネルギーはこれまでの疫病とは桁外れに違う。

地球上の全人類たちを震撼させ恐怖のどん底に陥れている。

地球全体が得体のしれない妖怪ウイルスの襲来におののいているのだ。

これはSF小説ではない。21世紀の近代社会において全世界で進行している現実の恐怖ドラマである。

地球誕生から45億年、人類が地球に現れてからおよそ400万年弱

そして急速に近代化に邁進してきたこのわずか100年の文明社会…..

人類はこの100年にいったい何を目指してきたのか?

19世紀に産業革命が起こりわずか200年。特にこの100年は化学、医学、IT、AIなど急速な進展を遂げ、その結果産業構造や生活環境に至るまで著しく進化し発展してきた。

特に医学の進歩は著しく近代医学は人類の大きな拠り所となってきた。

ところがどうであろう。突然現れたウイルスに近代医学はなすすべがない。

近代の高度医療があっという間に崩壊し信じられない現実に直面している。

一方IT社会は、人類の能力を超える勢いで進歩してきた。

最早ITなくして世界が動かない。人類の日常生活も維持できないIT依存社会がある。

ところがどうであろう。コロナにはITもAIも全く無力であることが証明された。

一方、地球上では至る所で紛争が絶えない。軍備拡張、核兵器競争は果てしなく続く。

地球上の核兵器の数は15000.発という。

国土と国の生命を守る手段として国防がある。

ところが強大な軍事力がコロナを前にして無力である。

軍隊がコロナに侵され滑稽というほかはない。

現代において数十万の人が殺戮されたら世界大戦となるであろう。

コロナの出現、これは地球有史以来のことである。

これは人類への挑戦ではないのか?

人類が長い歴史の中で築き上げてき来た全てが崩れ去ろうしている。


♯コロナ 

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